あれだけ泣いといてこんなこと言うのも何ですが。

「ニュー・シネマ・パラダイス」はノーカットバージョンよりもカットされているバージョンのほうがよいと思いました。すべてが明らかになるのがよいとは限りません。あと「映画への愛をノスタルジックに描いた」のではなく、「映画に借題して誰もの心にある郷愁を描いた」のだと思います。寝て起きたらこんなもんです。涙なんて嘘っぱちの自己陶酔にしか過ぎないのです。それでもあのラストシーンを見たらまた泣くことは間違いないのです。そんなことより、アリーナ７列目をゲットできたことが嬉しいのです。視力は心なしか回復したような気がしないでもないです。