日本シリーズ

かれこれ２０年近く近鉄ファンなわけですが、近鉄ファンだというと何で？と必ず聞かれていたのです。そもそも、なぜ近鉄ファンになったのか。子供のときにかってもらった帽子が近鉄の帽子だったから。以上。

オレが好きだったのが、大石大二郎。ホームランが打てて盗塁王の小柄な内野手。何かカッコイイじゃないですか。ま、大石しか知らなかったんだけど。

1988年涙のロッテダブルヘッダー。やあ、アレは泣いたね。優勝の可能性がほとんど潰えた状態で守備につく大石の姿は泣けたね。ラジオで聞いてたんだけど。

ブライアントの4打席連続ホームランが飛び出した1999年対西武ダブルヘッダー優勝決定戦。まさに二年越しのメークドラマ。あ、球団がちがうか。加藤の発言で4連敗を喫した日本シリーズは忘れてしまいたい。

その後の野茂、石井、吉井、阿波野、スティーブンスらが活躍した数年のチームもとても好きだなあ。いいピッチャーがそろってて、あれだけの打線でなぜ優勝できなかったのか謎。あ、草魂の人がいたのもこの時期だった。

まあ、とにかくファンになる理由なんて後づけで探すもんだと思いますね。とりあえず好き。これこそがファンになる理由だと思います。

で、このたびの日本シリーズ。結果としてヤクルトに惨敗に近いような結果しか残せなかったわけですが。まあ、いいんじゃないかな、と。つーか、結果はどうでもよかった。まだリーグ優勝には早かったんじゃないかと思います。

最近の近鉄を見て思うのが、目先の補強が多すぎるんじゃないかと。ドラフトなんかでも大卒や社会人ばかりとってて、何だかなーと思う。逆指名で確実に取れるんでしょうけど、所詮近鉄を逆指名するような選手です。そこそこの選手はとれても将来の大選手を採ることはできないでしょ。それよりは、いくら断られようとも高卒の将来性の有る選手を狙いに行ってほしいのです。5年後、10年後を目指したチーム作りをしてほしいものです。まあ、そんな計画性の有る近鉄なんて近鉄じゃないけど。

そんなことよりも金村がウザかった。いかにもオレは元近鉄なんだぜ、ってのを表に出してて。シーズン前は西武をプッシュしてたくせに。これで近鉄が日本シリーズで優勝してたらどうなってたことやら。