キン肉マンで言うならジェロニモだ

五重のリングで名誉の戦死を遂げたためコメントは不可能です

喫煙のススメ

家でほげーとしてたところ、母親からの電話。NHKを見れとだけ言って電話は切れました。NHKをみるとやっていたのは「ためしてガッテン」。上手に禁煙する方法という特集でした。

禁煙しろってことですね、母さん。でもね、母さん。あなたも知ってのとおり、オレは天邪鬼。そんなにストレートに禁煙しろ言われても。むしろ意固地になってガンガン吸いますよ。『禁煙しません。』

オレの母親ならもうちょっと上手い具合に、こう、オレの天邪鬼を上手く利用するような言い方があったろうに。

む。待てよ。母親もオレの性格は重々承知のはず。これは暗に「タバコどんどん吸っちゃってください」宣言か?親公認か?だとしたらちょっと嫌だなあ。狭い喫煙コーナーに集い肩を寄せ合うタバコ呑みたちの間に通う、追いやられるものゆえのシンパシー。これこそがタバコ呑みの醍醐味であると言うのに。公認というだけでそんな醍醐味も著しく損なわれてしまう。いや、それどころか「公認なんだろ。もうお前は明るい側の人間だ。オレたち日陰の人間とは違うんだよ。さっさとあっちへ行きな。」とタバコ呑みからも仲間はずれかもしれない。もちろん非タバコ呑みからも虐げられ、どちらにも属さないオレはレジスタンスの道を歩むしかなかったのだ。そして戦火の中「ビバ!革命」の声を挙げながら散っていくオレ。ああ、これはいかんいかんなあ。こんな末路は正直たどりたくない。辛そう。こんな目に遭うならいっそ...『禁煙します。』

む、待て!ひょっとすると母親はオレがここまで深読みすることを読んでいたのやも知れぬ。危うく罠にはまるところだったゼ!そう簡単にひっかかってたまるか。『禁煙は撤回。』

いや、待て待て!あの単純でストレートな母親がそこまで考えているはずはない。オレの深読みしすぎか。『禁煙撤回は撤回。』

いや、待て待て待て!止めれってストレートに言ってるんだったら何で止めなきゃならんの。そんなことはオレの天邪鬼が許さん。『禁煙撤回撤回は撤回。』

あー訳分らん様になってきた。

イライラするのでとりあえず一服しました。