金色のライオン

丸みを帯びた、卵形のボディの京セラ製au向け携帯電話「A1403K」のCMに、あの長渕剛さんが登場する。かわいらしいデザインで若い女性に好まれそうな携帯電話のCMに、長渕剛さんを起用する理由は何だろうか。

10月26日に開かれたCM完成発表会では、京セラの西口泰夫代表取締役社長が登場し、その理由を語った。京セラでは、2002年からブランドステートメントとして「The New Value Frontier」を掲げている。「新たな価値をいつも最先端で創造し続ける」企業になるという考え方だ。

そのブランドステートメントと、「鹿児島の桜島で7万5000人を動員したオールナイトコンサートを成功させ、ファンを惹きつける音楽の開拓者」（京セラ西口社長）である長渕剛さんがマッチするのでCMに登場することになったそうだ。A1403Kに限らず、京セラのCMに登場していくという。A1403Kは10月27日発売、テレビCMは11月1日より放映される。

不思議だったんスよー。製品情報を見る限り、アピールしたい層（若い女性？）は長渕ファンと縁遠そうなのに。この記事を読んで納得、で・き・る・かー！ヴォケ！「そう来るか京セラ」！？こっちが言いたいわ！

アレだね、多分さ、広告会社の人は疲れたのよ。で、人生が儚くなって旅に出たんだわ。電車に揺られてさ、あてどなくさすらっていつしか終電、深夜たどりついた先は人口５万人ぐらいの中途半端な小都市でさ。もう深夜だから人なんかいないんだけどさ、それでもいるのよ人が。道行く酔っ払いに相手されなくても歌い続ける若人。で、長渕歌ってるわけよ。剛さんのように強くてたくましい男になるまで僕は歌い続ける。そしていつか剛さんぐらい、いや剛さん以上にビッグになってやるんだ！

ただガムシャラに歌い続ける彼の姿に、夢を追い続ける姿に広告会社の人は感動するね、間違いなく。ああ、私も彼のようにガムシャラな日々があったな...そして歌うね、シャーラララララー　シャーラララララー　金色のライオン、そう来るか京セラ。来るかヴォケ！

アレだ、長渕ファンは侮れない数がいると思うので、製品のイメージに合ってる合ってないはともかく、かなり売れるのだと思うよ。つーかよく見たらデザイン自体、長渕ぽいじゃん、かなり、実は！あと、何かロボット的なものに変形しそうな気がするといいなあ。