2022年1月19日(水)のツイート履歴
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そもそも大洗はアニメで町おこしをしていないとは当時から言われていたけれど。
大洗がやった事は「高い交通費を払ってわざわざ来てくれるような数少ない人に、一体どうおもてなしすれば喜んでもらえるか」を考えて実行したという事であって、人が… https://twitter.com/i/web/status/1482870124654694401
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アニメ町おこしっていうと、「一体どうすれば人が来てくれるか」なんだけど、大洗の場合は「来てくれた数少ない人をどうやったらおもてなしできるか」で全く逆だったという。
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また、アニメ制作側も、舞台を大洗にした理由は「被災地なのにそれがあまり伝わっていない」というのがきっかけだったけど、「アニメで町を盛り上げる事ができるなんておこがましい事は思っていないが、せめて応援はしたい」とも言っていましたな。
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あと、アニメ町おこしの話題になると、必ず「あそこは成功した」「あそこは失敗した」って議論が湧き上がったりするが、これには激しい違和感が。なんであの人たちは「アニメの影響でそこそこ人が訪れるようになった」くらいの状態を認めずに、成功・失敗の二極化のジャッジしか頑なに認めないのか。
23:00
なお、よく見掛ける「大洗は元々観光地だからアニメで来た人も受け入れやすかった」って説は相当懐疑的に思ってる。
大洗と一口に言っても、観光地なのは海水浴場とか漁港とか水族館とかのごく一部の地域だけで、アニメがきっかけで人が訪れるようになったのは観光地から離れた商店街が主だった。
23:00
大洗の商店街は完全に地元民向けで、観光客は、水族館なり海水浴場なりに行っても、終わればそのまま帰ってしまい、商店街に行く人なんていなかった。
そんな商店街が観光客を受け入れるノウハウなんて持ってる訳が無い。
23:00
現に、商店街にパネルが置かれた当初は、それを見る為に訪れた人にどう対応したらいいのかわからない店が大多数だった。
それでも一部の店は、もてなしを徹底し、訪れた人と積極的に交流を図り、話を聞き、今まで見た事も無い観光客とすぐに打ち解けていった。
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そうなると、ただパネルを置いているだけだった店も「あの店だけすごい客が来てるけど、うちと何が違うの?」となってその店の様子を見に行ったりして、その結果観光客と打ち解ける店がどんどん増えていった。
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この辺りは、商工会が各商店にパネルを置いた際、商店主に「キャラクターの設定を書いておくので、それを話の種に観光客とコミュニケーションを取ってください」と助言していた事も大きかったと思う。
元からノウハウがあった訳じゃなく、ノウハウはパネルが置かれてから育まれた。
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ただ、その商工会も、最初は「アニメをきっかけに来た人に、商店街の事を少しでも知ってもらえれば」という目的で、春に置いたパネルも観光シーズンに入るGW前には撤去する予定だった。
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ところが、あの当時は、商店街の各商店の前にアニメキャラのパネルを置くなんて事自体無かった事だし、すごい話題になって、「GWに見に行きたい」って要望がすごい出てきて、結局パネルはGWまで置くことになり、繁忙期に入る海水浴シーズン前には撤去する予定になった。
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ところがここで案の定、「夏休みの時期に見に行きたい」という人も現れ、更には「またあのパネルを見に行きたい」というリピーターもすごい現れ、結局海水浴シーズンにもパネルは置かれ続け、パネルの撤去時期を未定となった。
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そしてその後、パネルの撤去時期についての言及は無くなり、今に至る。
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「従来の観光客は海水浴場とかの観光地に行った後はそのまま帰ってしまう点の移動しかしないけど、アニメきっかけて来た観光客は大洗の町中を散策するという線の移動をする。これが地元民にはありがたい」という商店主の話も聞いた事がある。
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しかもこのパネルの仕掛けの張本人である常盤さんは2013年秋の時点でもう「いつまでもアニメに頼り続ける訳にはいかない」「ゆくゆくは大洗を大人のホビーの町にしたい」と言っていたという。
…で、先日ついにその一端である模型等の展示スペースができて常盤さんの野望がまた一歩進んだという。
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何回見てもとてもいいな https://twitter.com/morobiz/status/1483280800871174144/photo/1
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