チェルノブイリには行きたくねえ
サッカーの親善試合のために２６日に初来日する予定だったイタリア・セリエＡ（１部リーグ）のクラブ、カターニアが、新潟県中越沖地震により柏崎刈羽原子力発電所から放射能漏れが起きたことを理由に来日を中止、今月３０日から秋田、静岡、千葉県で予定されていたＪ１リーグの横浜Ｃ、磐田、千葉との計３試合が取りやめになったことが２４日、各クラブから発表された。
今回の遠征を企画した会社が、在日イタリア大使館関係者とともに、安全には問題がないことを説明したが、カターニアのクラブ内から反対の声が多く出たという。各クラブは２５日から、販売済みのチケットの払い戻しを行う。
シシリー島を本拠とするカターニアは、元Ｊ２東京ＶのＦＷ森本貴幸（１９）が所属するクラブ。
（2007年7月24日19時30分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20070724i511.htm?from=main5
ひどい誤解だ、とは思うけど、距離感分かんない分、怖いんだろうなあ。チェルノブイリであんなことがあってイタリアに行って大丈夫なのか？と思うのと同じな訳で。加えて原子力の得体の知れなさっつーのもあるし。この得体の知れなさって世界共通なのな。
原子力って体制側に専門家が偏っている印象。体制側だと「原子力では事故はありえません。」という前提に立っていて、どういった危険性がありますよ、というリスクの提示がないので胡散臭い。
で、反原発派の意見は、専門的知見とはかけ離れた「とにかく原子力はよく分からない！怖い！すべてノー！」っていうばかりで説得力ないのが、何とも。
中立的立場の専門家がほしいなあ。実際のとこどうなのよ？っていう。
(追記)「報道で放射能が漏れて１万人が避難している、と誤って受け取った」らしい。そうきたか。
