ズルい
関東地方が大雪。昨日のうちに帰ることができてよかった。
気になっている言葉づかいのひとつが「ズルい」。
子どもたちがとにかくズルいを多用するのだ。
「DS買ってもらっちゃった」「ズルい!」みたいな。
「ズルい」というのは手口があくどいとかそういうことを通常さすはず。だが、子供たちの用いる「ズルい」に手口とかの悪辣さは関係ない。とにかく自分よりいいことをした(してもらった)人はズルいのだ。
いつぞやはテストがよかった→ズルい!というコンボを聞いた。なんじゃそりゃ。どこがズルいの。
すごく気持ち悪い。自分の努力とか他人の努力とか能力とか、そういうことは無視して、とにかく他人のプラスはズルい。これ、自分の努力を放棄して、他人を引き摺り下ろす思考でしょ。
わが子たちにはいかにズルくないのかを理詰めで説明したりして、まあ少しは「ズルい」が減ったかと思うが、まだ珠にポロリと出てくる。周りの子たちがいうんだよな。今の子たち全般に通じることなんだろう。
早目にこの「ズルい」をなくさないといけないんではないでしょうか。